Kej の森

kejnomori.exblog.jp
ブログトップ

神が与えた光・エトワールとしての輝き * イザベラ・シアラヴォラ




d0214179_21481861.jpg




Isabelle Ciaravola
イザベル・シアラヴォラ
1972年3月12日生



パリ・オペラ座のエトワールとして輝いた、イザベル・シアラヴォラさん。オペラ座きっての“女優”バレリーナとして広く愛された彼女は引退後もバレエに親しむ人々の心をとらえて離しません。有名なバレエダンサーは数多くいますが、その中でも個性際立ち、かつ現在も精力的に活動する彼女の魅力を、数秘によって紐解こうと思います。


 Isabelle Ciaravola イザベル・シアラヴォラ
 1972年3月12日生 元 パリ・オペラ座 エトワール (2014年引退)

 

【誕生数BirthNunmber】生まれ持った資質・・・♯7(25-7)

 7は飛躍、探究心、創造性のナンバーです。
 伝統のパリ・オペラ座に所属するダンサーの中でもトップ(主役)のエトワールになるまで、彼女は11回の昇級試験を受けました。というのも、18歳でオペラ座に入団してから、エトワールに任命される37歳までの間、19年の時間を要したのです。
(オペラ座ではダンサーは5階級のランク付けがされています。下から、群舞をする“カドリーユ”
 →出番の多い群舞は“コリフェ”→セカンドソリストの“スジェ”→ファーストソリストの“プルミエ”→主役・花形ダンサーの“エトワール”の順でピラミッドのような階層構成です。)
 在籍中、何度も受けてきた昇級テストは大嫌いと語るも、意思と夢をもって努力すれば誰でも上達するものだと思っている、と語り、エトワールに任命されるまでの間、一心にダンスの技術や演技の表現力に磨きをかけました。

 長い下積み期間にバレエを辞めたり、他のバレエ団に移りたいと思ったことはあったか、というインタビューに対しては、「若いバレリーナが出て自分は忘れられてしまうかもしれない、自分の在籍や進退が危ぶまれたとしても、オペラ座でエトワールになることを追い求めてきた自分のこれまでのことを思うと後悔したくない」という気持ちで自分の可能性を信じ踊ってきたと話しています。
 7というナンバーの持つ深い自己認識と、あきらめそうになる心…つまり感情を知性により支え、ひたむきな情熱で努力するという波動が、彼女の姿に重なります。


【運命数DestinyNumber】         ・・・♯3(12-3)

 3は“発展・表現・真実の解放・楽観”のナンバーです。
 彼女と3のもつ波動を重ねたとき、“表現力の高さ”というのが際立って感じられます。というのも、彼女はオペラ座きっての“女優”バレリーナとして活躍していたからです。
台詞・言葉が一切ないバレエの舞台は、ダンサーの表情や踊りといった表現と音楽で物語が作り上げられています。彼女の踊りからは、特に一つ一つの動きや表情、間の取り方が独特で、言葉というものを超える表現力を感じることができます。また、数々のドラマチックな作品に出演し、その演技力が高く評価されていることを考えると、3という数字の持つ“表現する分野で、見る人に精神的喜びを与える”というのがぴったり当てはまります。

また、12という数字も持っている彼女。この12という数字はコラボレーションナンバーともいわれ、誰かと組むことで道が開けるという意味があります。基本的にバレエの舞台では男性のソリストと組んで演技をしており、彼女の場合は息の合う男性パートナーに恵まれ、彼女自身だけでなく相手のパートナーも高く評価されることが多かったようです。そして、近年ではバレエコスチュームなどを大手メーカーと共同で制作しています。まさに、“コラボ”して道が開けています。


【ソウル数SoulNumber】魂の本質、求めるもの・・・♯2(11-2)

 2は“相対・受容”のナンバーですが、ここでは11も持っているので、11の持つ“霊性”という要素も濃く出ています。
 バレエを踊るにあたり、持って生まれた才能について考え、悩むことは避けては通れないことだと思います。これについて、彼女は才能について考えるより、まず自分自身の個性を表現できるよう励むこと、そして自己受容の大切さを語っています。また、どんなにやる気が起きないというときも、レッスン場にひとたび出向くと、そこで流れている音楽の波動に反応するように体が目覚め、自然と動き出すといいます。11の持つ霊性・感受性の強さ、理想に向かう揺るぎない意志、自分の理想を自らが体を使って踊り、表現することで具現化していくということを魂が求めているのでしょう。


【人格数 PersonalityNumber】・・・#1(10-1)

 10はスピリチュアルナンバーであり、カルミックナンバーです。彼女の経歴でも大きな転機が何度かあり、それぞれの節目で起きた出来事によって、それ以前と以後とで周囲の状況や環境・世界が大きく変わっていることから、カルミックナンバーの10が持つ、人生のある時期に天命の道に導かれるという特性が出ています。

 パリ国立音楽院(コンセルヴァトワール)に入学した時は、エトワールになるという志を固めたころでしょう。そして引退した今は、自分のこれまでの長い下積みの経験から、若手や後進をバックアップするために講師の職へと進み、ダンサーの育成に情熱をかたむけています。いずれも、対社会・対周囲の状況に対して起こす行動は、バレエという芸術の美しさ、そして表現することの喜びと素晴らしさを伝えたいという一貫した思いからくるものです。美や芸術という普遍の真理についての探究者として生きる道、そしてそれに向かう彼女の一途な思いとパワフルな行動力は、10の持つ“カルマを果たし、天明の道に進み人道的な目的で人に癒しを与える”波動や、1の持つ“行動力、決断力、絶対性、新生”という波動を受けてのことに違いありません。


【実現可能数 RealizationNumber】今世で実現していくこと・・・♯1(10-1)

 ここでも、前に挙げた人格数と同じ1、カルミックナンバー・スピリチュアルナンバーの10が出ています。
 1の持つ“絶対性、ピュアさ、独立”は、引退した現在は講師職を母校でつとめつつも、世界各地の講習会に出向き、バレエ用品のプロデュース業もこなしているところから、それが十分できるだけの行動力や計画性の高さを裏付ける要素です。

 さらに、彼女は東日本大震災の後、他のオペラ座のエトワールとともに被災地でのバレエレッスンを行い、経済やその他の事情でバレエレッスンを受けることが厳しい子どもたちのために行われる、ユネスコのダンス教育支援プログラムに参加するなどの社会貢献活動をしています。これは、10という数字の持つ“社会貢献”の波動から来るもので、彼女だからこそできることで、世に役立とうと、自らのエネルギーを発揮しているのでしょう。


【活躍の場 StageNumber】・・・#9

 活動の場は、9の“集合意識に働きかけ、芸術という切り口から、人を教化し導く”というものです。
 インタビューの中で、彼女は教えることに情熱がある、と語ります。プロダンサーの養成、アマチュアダンサーの講習といずれもジャンルを問わず、受講生の進歩を見つめ、かつ教えるという家庭の中で彼女自身も学び続け、進歩したいと言います。
 きっと、指導者としてのキャリアを積み、その名を知られるようになるでしょう。

【現世で生涯をかけて挑戦していくことChallengeNumber】・・・#2(20-2)

 1ケタ目に0、2ケタ目に2がくる“20”とうスピリチュアルナンバーを持っています。
0は“霊性の高さ”、2は“受容、協調”を意味しているところから、彼女自身がインスピレーションからくるイメージなどを受け取り、それを周囲と協調しながら、かつ真意が受け入れられるよう表現・伝えていくことが課題です。

 どんなダンスプログラムや企画も、授業を思い付いても、周囲との協調と協力がなければ成しえませんし、受け取る側の反応を予想したうえでどうアプローチするかを考えないと、せっかくの良いひらめきも生かすことができません。彼女の持つ絶対、唯一無二の強みを生かすための課題を、20という数字が示しています。




d0214179_2148416.jpg






【周期ごとで見る人生の道筋】

CycleNumber(サイクルナンバー)…何を学ぶかを示す 
PinacleNumber(ピナクルナンバー)…状況を表す 
ChallengeNumber(チャレンジナンバー)…与えられる試練や課題について示す


1:
0~29歳…サイクルナンバー#3、ピナクルナンバー#6、チャレンジナンバー#9
3の表現・クリエイトするということを学びながらも、おかれた状況は6の自己と周囲や環境との調和であり、かつ美にまつわる環境に触れることのできるものでした。そして、課題としては9の持つ“芸術分野での才能を発揮していくこと”、が現れています。

2 :
30歳~38歳…サイクルナンバー#3 ピナクルナンバー#4 チャレンジナンバー#2
引き続き、3で表現することを学びながらも、状況は4の表す通り、下積みや訓練をして自分の素養や地盤を固めること、試練は2で、様々な経験を受け止め自分のものにしていくこととなります。

3 :
39歳~47歳…サイクルナンバー#3 ピナクルナンバー#1 チャレンジナンバー#7
学ぶことは変わりませんが、状況が1の波動へ移行しています。下積みから、自分を強く光輝かせ、主役として立つという状況に変わったのです。また、試練としても7へ移行したので、可能性を信じてこれまでの自分を解放し、ステージアップを図るという流れになりました。

4 :
48歳以降…サイクルナンバー#1(19-1、10-1)
ピナクルナンバー#4(22-4) チャレンジナンバー#2
学びとしては、カルミックナンバーの10や19が出ています。10の再誕生や19の力…どちらもカルマの清算に取り組みながら、人道的な面で社会貢献するために表舞台にさらに出ていくことや、自分のこれまでの殻を打ち破るための試練に臨み、さらなる自己の確立と自信・威厳を強く世に出そうとしていくことを学ぶようです。また、状況としては22の“創造”…あらゆる分野の創始者になるという波動と、4の地盤を固めていくという波動から、新たに生まれ変わった自分の基礎を強固にしていく様子がうかがえます。試練のナンバーは2なので、壮大なテーマに臨む状況のなかで、ドラマチックな変容の場面に直面しても、それを受け入れていくことや、忙しさと自分自身のプライベートとのバランスをとっていくことが課題です。

彼女は現時点で44歳なので、これから最終周期で予想される48歳以降の動きがとてもドラマチックなものとなりそうです。




d0214179_21483445.jpg





【彼女の年譜】


0歳・・・YearNumber#25
 フランス・コルシカ島のアジャクシオに生まれる。両親は楽器商を営んでいました。
 生まれたころから12歳まで、20番台の数字が並んでいます。幼くして、知らず知らずのうちに精神的な学びを深めていったはずです。きっと、感性も磨かれていったのでしょう。

13歳・・・YearNumber#2
 パリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)に入学。
 前年度で20番台のイヤーナンバーが並ぶ周期が終わっています。心機一転、目指す目標への扉をたたき、新たな世界へ踏み込んでいった年です。2番、“受容”の数字から、新たな世界を受け入れていった年ともいえます。

16歳・・・YearNumber#5
 パリ・オペラ座バレエ学校に編入。
 初めからオペラ座バレエ学校に入れれば良かったのですが、バレエを始めた年齢が遅かったため入学試験を受けることができなかった彼女。13歳で入った音楽院のなかで1位の成績をとったため、目標の学校に編入するという道に進むことができました。
 変化と自由を表す5番、またひとつ彼女の世界が大きく変わった年だということを示しています。

18歳・・・YearNumber#7
 パリ・オペラ座バレエ団に入団。群舞(カドリーユ)のクラスに在籍する。
 7という“解放、そしてステージアップ”の数字が出ています。学校を卒業し、やっと目指していたオペラ座の舞台に立てるバレリーナの一人になれた年です。

21歳・・・YearNumber#10
 上のクラス、以前のカドリーユクラスより出番の多い群舞(コリフェ)クラスに昇級。
 実は、この年から次の昇級までに7年間かかりました。奇しくも、ここで出ている10番は、彼女がコアに持っている実現可能数と人格数と同じもの。スピリチュアルフォールナンバーといわれる10番は、何度も出てきた“カルマの清算”が大きくかかわってきます。最短でエトワールになれるダンサーと比べれば、苦労は多かったと思いますが、それでも運よく進めてきた彼女のこれまでとは全く別の経験・・・どんなに努力しても、時機が整わない為に、自分の思った通りの成果が出ないこともある・・・を通して、その中で苦しみなどをも味わい、もがいていたはずです。

28歳・・・YearNumber#8
 やっと、群舞のコリフェから、セカンドソリストとして踊る(スジェ)クラスに昇級。
 これまでの下積みが報われ、群衆からやっとひとりのバレリーナとして立つことができるようになりました。ここでは8番が出ています。繁栄やこれまでの頑張りが結果として出ることを意味している数です。

31歳・・・YearNumber#11
 セカンドソリストから、準主役級のソリスト(プルミエール)クラスに昇級。また、徐々に講師としての話が持ち込まれるようになります。
 前回の昇級からこの年までに、彼女は一つのイヤーナンバーの周期を終えています。これまでの流れとは大きく変わったことが分かります。また、ここで11番の“霊性”を表すナンバーが出ていることから、この時期に出会った講師職・教える仕事というのがダンサーのつぎに彼女の生きる使命として差し出されたようです。
 
37歳・・・YearNumber#8
 37歳の誕生日から約2カ月後の4月16日、パリ・オペラ座の「オネーギン」初演初日、主役のタチアナ役で踊った直後、舞台上で、オペラ座最上級にして主役格であるエトワールに任命される。
 ここでも、繁栄や成果を意味する、8という数字が出ています。ようやく、彼女の黄金時代が幕を開けるタイミングが訪れました。

39歳・・・YearNumber#10
 フランス文化勲章を受章。また、フランスだけでなく世界各国に指導者として赴くようになる。
 日本国内は東京、京都、名古屋、北海道などで指導しています。
 
40歳・・・YearNumber#11
 レジオンドヌール勲章 シュヴァリエ(騎士)称号を受勲。また、仙台での被災地支援プログラムの講師として来日。
 
42歳・・・YearNumber#13
 オペラ座・ガルニエ宮での舞台、「オネーギン」のタチアナ役で、オペラ座を引退。
 ※エトワールに任命されたときと同じ演目と配役です。
 最後の舞台では30分もの間拍手が鳴りやまなかったという逸話が残りました。
 引退後はほどなくして、母校であるパリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)の講師職の選抜試験を受けたのち、着任しています。実は、この年で彼女のイヤーナンバーの一つの周期が終わりました。引退後の新たな人生のスタートの節目ということが分かります。また、ここではカルミックナンバーの13が出ています。
創造と破壊を繰り返し、常に学んで行くとともに、自分自身のエゴに傾くことなく強い志をもって、うまく進めず痛みや苦しみで行き止まった人を指導者として導いて行くという流れが見えています。





d0214179_21483785.jpg






最後に…彼女の経歴を数秘によって追っていくと、いかに一途に努力して、誰もが憧れるエトワール“輝き”を手に入れたかが分かりました。そして、感性で生きつつも、感情には流されることなく、知性で生きてきた姿も見えました。演技やプライベートショットで見せる、すがすがしい表情や軽やかな振る舞い、気品ある姿からは、想像できない葛藤もあったことでしょう。とても華やかで強い女性です。エトワールとして実際に在籍できたのは、わずか5年という短い間でしたが、圧巻の存在感で人々を魅了し、大きな賞も授けられました。まさに大器晩成で、実り多く、素晴らしい現役時代を終えた人です。

彼女の踊り、そして彼女自身の生き方は、バレエという表現の手段を介して、芸術・美というものが、人の心に力を与え、奮い立たせてくれる素晴らしいものであること、神が与えてくれたものだという、ただ純粋なメッセージを伝えてくれます。きっとそれが彼女の使命であり、彼女はこれからも喜んでその大きな使命のために生き続けていくのでしょう。

彼女についてその魅力に迫っていくうち、純粋に自分自身の中に湧き上がる喜びの中から使命を見つけること、たとえ感情に揺さぶられても、知性で自己を保つこと、使命を全うするため一途に高みを目指し努力し続けることの大切さを感じ取りました。苦境に立たされても、停滞したままに思えても、自分の中にわきあがる喜びにより行動しつ続け、また行動できることが喜びなのだという彼女の姿は、私にとって精神的なロールモデルとなりました。そう、彼女は私の中のエトワール、輝きつづける星(目標)なのです。



d0214179_21482814.jpg




Reported by
AEONS Numerology Basic the 11th class
Maya @ Meguro class
by kej000 | 2016-12-13 22:01 | 数秘レポート